進路を決めかねている高校生は「インベスターZ」を読むといいよって話。

大学生活を満喫している筆者は最近、高校生の進路相談にのることが多い。でも、正直そんなに進路の選択肢を知ってるわけではないし、その子にあった相談なんてできるわけない。高校の先生の苦悩を少しわかった気がした。

そこでインベスターZという漫画に出会う

この本がとても面白い。内容は、新中学生が投資部に入部し資産を増やしていくお話。その私立中学の授業料は無料で、その投資部の収益によって賄われていたっていう設定。作者はドラゴン桜を書いていた三田紀房さん。この人の経歴も面白くて経済学部の出身でなんだかんだ(割愛)で漫画を書いている人。お金の教科書のマンガ版とでも言っても良い。

なぜか学校ではお金の授業はしない。

高校までの授業で、数学とか歴史を学ぶのにほぼ毎日使うといって過言ではないお金に関する授業は存在しない。それでいて経済学部を除く、大学の授業でも行わない。お金の事をあまり知らずに社会に投げ出される、あまりにも酷だと思った。もう、自分たちでお金の勉強をしないといけない。

このマンガでは、実際の企業のインタビューが含まれていて面白い

やはり、お金のことをよく知っていそうな人は経営者だろう。実際には会計士とか、そうでないかもしれないがそう仮定する。このマンガでは様々な経営者のインタビューを踏まえて、お金や仕事あるいは業種と行ったことを学べる。ひょっとしたら、リク○ートの本なんかより役に立つかもしれない。進路に迷っている高校生はこの本を手に取ってみると良いかもしれない。